先日、紹介していただいたケアプラン「〇〇」のケアマネージャー、玉川さん(仮名)が我が家に来てくださった。ドキドキの初回訪問だ。
現れた玉川さんは、オネちゃん(私の姉)と同じくらいの世代かな、と感じる、落ち着いた雰囲気のベテランさん。そして何より、その対応が本当に素晴らしかった🤲。
安心感をくれるプロの対応
玉川さんは、母であるサニーちゃんがリラックスできるように、とてもゆっくりと、そして明るい声で話しかけてくれた。会話の中に不自然な沈黙が生まれないよう、適度に相槌を打ちながら、サニーちゃんの話を丁寧に聞いてくれた。マスクをされていても伝わってくる、にこやかな表情。
「うーん、これがプロの技なのか…!」
と、思わず心の中で唸ってしまった。サニーちゃんもすっかり安心したのか、玉川さんのことをすっかり気に入った様子。
介護保険の説明と、サニーちゃんの意外な希望
玉川さんから介護保険の仕組みや利用できるサービスについて、とても分かりやすく説明をしていただき、私たちは正式に契約を結ぶことに。
ひと通りの説明が終わった後、玉川さんが優しい笑顔で尋ねてくれた。
「介護保険を使って、どんなことをされたいですか?」
私が「まずはお庭や家の中に手すりをつけて、サニーちゃんが安心して歩けるようにしたいんです」と答えると、隣で聞いていたサニーちゃんが、待ってましたとばかりに口を開いた。
「わたしね、雨戸も直したいんです!それからね、タクシーとかも乗れるようになるのかしら?」
えぇっ!?サニーちゃん、それはちょっと…!
思わぬビックリ発言に、私は内心ドキマギして少し恥ずかしくなった💦
どんな言葉も笑顔で受け止めるプロの姿勢
しかし、そんなサニーちゃんの言葉にも、玉川さんは全く顔色を変えず、笑顔で受け止めてくださった。
「なるほど、雨戸ですね。確かに毎日の開け閉めは大変ですよね。お気持ちはよく分かります。ただ、残念ながら雨戸の補修は、介護保険の住宅改修で申請したケースがこれまでなくて…。もちろん、ご要望として市に提出し、もし許可が降りれば介護保険を利用できる可能性はあります。ただ、少し難しいかもしれませんね」
タクシーについても、介護保険内のサービスで利用できる範囲などを丁寧に説明し、サニーちゃんが「そうなんだねぇ」と納得できるように、優しく、そして分かりやすくお話してくださった。
この対応には本当に感服だ。頭ごなしに否定するのではなく、まず共感し、その上でできること・難しいことを丁寧に伝える。だからサニーちゃんも素直に聞くことができたのだろう。私には難しいことだらけだ。
手際の良い手配と、心からの感謝
そして、私が一番に希望していた手すりの設置については、「一度、専門の業者さんに実際に家の中を見てもらい、どこにどんな手すりが必要か、一緒に確認しましょう」と、すぐに具体的な提案をしてくださった。
さらに驚いたことに、その業者さんが訪問する日程も、玉川さんがその場でチャチャっと手配してくれた!その手際の良さたるや、まさにプロフェッショナル。
こんなにも親身になって、かつ迅速に対応してくださる方がケアマネージャーさんになってくれて、本当にありがたい…心からそう感じた瞬間であった。
良いケアマネさんとの出会いは、これからの介護生活において、本当に大きな心の支えになるのだろうと実感。玉川さんのような方がいてくだされば、きっとサニーちゃんも安心して在宅生活を送れる。私も「これからは頼りになる玉川さんがいる」とそんな希望が見えた、大切な一日となった。
そして、地域包括支援センターの助川さんにも「素晴らしいケアマネさんを紹介してくださってありがとうございます」と心の中で感謝した。
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