「あ〜、またあのモードに入っちゃったか……」
今から1年半前。 サニーちゃん(母)に突然降って湧いた「物取られ妄想〜通帳編〜」。 それ以来、私は何度も「泥棒」という濡れ衣を着せられてきました。
最近では、私の方も少しずつ耐性がついてきて、 「はいはい、いつものね」と受け流せるメンタルになっていたのですが……。
今回の「爆発」には、正直、腰が抜けるほど驚きました。
1. 穏やかで満たされた「最高の一日」
その前日、私はサニーちゃんを連れて、オネちゃんの家へ遊びに行きました。
その時のサニーちゃんは、本当に穏やかな表情。 心から満たされているのが伝わってくるほどで、 「今日はとっても楽しかったわ」 と何度も口にしていたのです。
帰宅後も、二人で台所に立って「鮭の南蛮漬け」を作り、一緒にお風呂に入りました。
お昼を食べすぎたから、夜は二人で軽い食事を済ませて、 「またね」と笑って実家を後にしたのです。
「あぁ、今日は良い日だったな」 そんな余韻に浸りながら、私は自分の日常に戻りました。
2. 幸せな余韻を切り裂く、1通のメッセージ
異変が起きたのは、翌日の夕方でした。
その日の朝も、サニーちゃんはオネちゃんと電話で 「昨日は楽しかったね!」と明るく話していたそうです。
ところが、私が仕事を終えて、ホッと一息つこうとしたその時。 スマホの着信音が鳴り響きました。
相手はサニーちゃん。 電話に出るとすぐに切れ、直後に1通のメッセージが飛び込んできたのです。
「泥棒が入った」
……えっ?
私は一瞬、頭が真っ白になり、膝から崩れ落ちそうになりました。 数日前にあんなに「もう疑わない」と約束したばかりなのに。 あんなに穏やかな時間を共有したばかりなのに。
3. 的中してしまった「嫌な予感」
もし本当に泥棒が入ったのなら、真っ先に警察から連絡があるはず。 でも、私のスマホに届いたのはサニーちゃんからの絶叫のようなメッセージだけ。
「……また、始まったんだ」
確信はありましたが、すぐには電話をかける気になれませんでした。 重い足取りで家路につき、心を落ち着かせてから電話をかけました。
すると、私の嫌な予感は、悲しいほど的中していたのです。
つづく

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