「お風呂が沸かない!」と言われたら?高齢の親を支える入浴トラブル対処法

まめ知識

高齢の親との日常のやりとりのなかで、「お風呂の調子が悪いみたい」「お湯が沸かなくて困ったのよ」なんて声を聞いたことはありませんか?

ちょっとした“困った”が、ムクムクと不安を大きく育ててしまう傾向がサニーちゃんにはあります。
今回は、私が経験した出来事をもとに、お風呂のトラブルとその意外な原因、対処法をまとめました。
この記事が、お役に立てたら嬉しいです。


「お湯が冷たくて出られなかったのよ…」サニーちゃんのひと言から

ある日、サニーちゃんがぽつりと「最近、お風呂が沸かなくて。昨日なんて冷たくて…出られなかったの」と話し出した。

あれ?給湯器は1〜2年前に交換したばかり。
「おかしいな」と思いながら、「じゃあ今、試しに沸かしてみようか」と声をかけて、
お風呂のスイッチをオン。

すると、ほどなくしてお湯はちゃんと沸き始めた。


原因は給湯器ではなく、入浴剤だった!

「壊れてないね、よかったね」と話しながら、湯船のお湯を抜いてみると…なんと中が真っ白!

まるで温泉の“湯の花”のような濁り方で、底にはぬるっとした残り湯成分が溜まっていた。

さらにフィルターも目詰まりしていたので、丁寧に掃除。
ここでようやく原因に気がついた。

どうやら、白濁タイプの入浴剤を毎日使っていた(追い焚きの時も追い入浴剤をしていた)ことで、追い焚きのたびに成分が配管に残り、給湯器がうまく作動しなくなっていたようなのです。


入浴剤を変えたらトラブルが解消!


この後、サニーちゃんには「今度から透明なタイプの入浴剤にしようか」と提案しました

入浴剤を変えてからは、「お風呂が沸かない」というトラブルは一度も起きていません。


高齢の親との暮らしに役立つ3つのヒント

  1. 「壊れたかも?」の前に確認を
     スイッチの入れ忘れや機器の操作ミスも意外と多いです。
  2. 入浴剤選びは意外と重要
     追い焚きをする家庭では、「濁らないタイプ」がおすすめ。
  3. トラブルも会話のきっかけに
     困りごとは責めずに、一緒に考え対応すると安心感につながるようです。

おわりに

親世代の「ちょっと困った」は、気づきにくくても、ちゃんと原因があります。
「お風呂が沸かない」というひと言の奥に、疲れや不安が隠れているかもしれません。

我が家の場合は、幸い入浴剤で解決することができました。
一緒に確認してあげると、気持ちを共有することができますし、本人も安心できるようです。

この記事がいまお困りになっている方のお役に立てら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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