介護保険申請に動き出す

日々のこと

整形外科にて

介護保険申請を進めるにあたって、まず必要なのが「主治医意見書」である。オネちゃんがサニーちゃんを整形外科へ連れて行き、その場でお医者さんに「介護保険を申請したいのですが、先生のお名前で申請してもよろしいでしょうか?」と丁寧にお願いしてくれた。

幸い、医師は快く了承してくださった。これで必要書類の準備はひとつ前進した。

サニーちゃん、全力アピール

ところが、診察室では思わぬ場面があったようだ。サニーちゃんは、普段以上にゆっくりとした動作を見せたり、痛そうな表情を見せたりと、ちょっとオーバーかなと思うくらいの動きで医師に訴えたという。オネちゃんいわく、「見ているこっちが恥ずかしくなるくらいだった」とのこと。

しかし、サニーちゃんにとっては必死の訴えであったのだろう。そばにいたオネちゃんは、見ていて辛かっただろう。

気になる“耳の中の音楽”

介護保険の申請は、これで動き出せる——と思った矢先、もうひとつ大きな問題が浮上した。

以前からサニーちゃんは「ジョージア国歌のようなすごく良い曲が、耳の中でずっと流れている」と話していた。本人は「嫌な音じゃないから」と気にしていない様子だったが、これは明らかに幻聴の可能性がある。

私とオネちゃんの間でも、「足を理由に申請すべきか? それとも脳の状態を診てもらってからにすべきか?」という話になった。

“足”か“脳”か。

結局、私たちは「もの忘れ外来」で一度診察を受け、その結果を踏まえて申請内容を判断しようという結論に至った。すぐに予約を取ったが、もの忘れ外来は大変混み合っており、予約日は一か月後となった。

サニーちゃんの足の状態は少しずつ快方に向かっている。しかし、耳に流れる音楽や、最近では排尿に関する不調も見られ、心配は尽きない。

介護保険申請の道のりは、簡単ではない。
でも、歩みは止まっていない。きっと、なんとかなる。

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