みなさんは、高齢になった親御さんの貯金通帳や銀行印、保険などの重要書類をどのように管理されていますか?
我が家のように「絶対に資産管理は自分でやる!」と言うタイプの親の場合、ご苦労されている方も多いとお察しします。
大事なものだから大切にしまっておこうとするのに、短期記憶が難しくなったせいで「どこにしまったか」思い出せない……。本当に悲しく、そして対応に困る問題ですよね。
我が家の解決策は「金庫の導入」
我が家でも、母(サニーちゃん)が銀行印を紛失し、スッタモンダの末に先日やっと改印手続きをしてきました。
しかし、このまま母に新しい銀行印を渡したら、また紛失して不毛の「家探し」が始まってしまうのは目に見えています。
そこで我が家では、金庫を購入して、その中に大切な書類や印鑑を入れておこうということになりました。
今回は、母の機嫌を損ねることなく、プライドを傷つけずに金庫を勧められた「4つの説得ステップ」をご紹介します。
母(サニーちゃん)を納得させた4つの説得ステップ
母にとって、お金や通帳は自分を守る「城」であり「砦」のようなもの。だからこそ、いきなり「金庫を買って印鑑を保管しよう」と単刀直入に切り出すのはキケン⚠️です。
我が家(私と姉)では、以下のように段階を踏んで説得しました。
- ステップ1:銀行まわりが大変だった「大変さ」を思い出してもらう
- 💬 会話例:「銀行まわり大変だったね。疲れたね。たくさん書類も書いたしね」
- 💡 ポイント: まずは責めずに、共感と労いの言葉から入ります。
- ステップ2:大変だった記憶が残っているうちに「防止策」を提案
- 💬 会話例:「もう印鑑を無くさないようにしようね。また、こうやって銀行に行くのは嫌だもんね」
- 💡 ポイント: 「またあの思いをするのは嫌だ」という共通の認識を作ります。
- ステップ3:同意を得たら、ここで初めて「金庫」というワードを出す
- 💬 会話例:「そうだよね。じゃあ、大事なものをしまっておくために金庫を買おうか」
- 💡 ポイント: 親が「確かにそうだね」と同意したタイミングを逃さずに提案します。
- ステップ4:間髪入れずに「プレゼント」として押し切る
- 💬 会話例:「金庫は私たちがプレゼントするからね!」
- 💡 ポイント: 親に購入費用を出させず「贈り物」にすることで、抵抗感を減らします。
おわりに:管理権限を分けるということ
金庫を設置した日、サニーちゃんはポツリと言いました。
「がんじがらめね……」
このような言葉の背景には、金庫の鍵は姉と私で管理していることがあります。
きっと、完全には納得していないのだと思います。けれど、自分でも大切なものを管理していく自信がなくなっているのも事実なのです。
親が頑張って貯めてきた大切な資産です。だからこそ、
- 親が自由にしていい部分(最悪、無くなっても仕方がない範囲)
- 子どもが管理しなければならない部分(無くなったらニッチモサッチモ行かなくなる重要書類)
我が家では、このように「境界線」をしっかり分け、親のプライドを守りながら資産管理していくことにしました。みなさんのご家庭ではどのようにされていますか?
今後とも、できる限り親のプライドを尊重して一つ一つの問題に対処していきたいなと考えています。
この記事が、親の資産管理に悩むどなたかのお役に立てば幸いです。

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