介護リフォーム手すり工事当日!ハプニング続出からの奇跡?【認知症介護のリアル】

事件

はじめに:雪予報の工事日!手すり設置と同時進行で「あの探し物」は…?

いよいよ介護リフォームの手すり工事当日を迎えた。外は雪が降りそうな、身を切るような寒さ。しかし、業者さん達は室内の手すりをあっという間に設置し、すぐに屋外の作業に取り掛かってくれた。

一方、私とサニーちゃん(母)は、前回のブログで伝えた「消えた銀行印」探しを続行していた。手すりの設置が進む中、私たちも家の中で「探偵」になっていたのだ。


印鑑は見つからず…しかし、まさかの「奇跡」が!

手すりの工事が進む隣で、私たちは印鑑を探しながら、同時に引き出しの中を整理していった。ごちゃごちゃしていた場所がみるみるスッキリしていくのは、思わぬ収穫である。

「この辺りが怪しいのではないか?」と思われる引き出しの中身をすべて出し、丁寧に探した。しかし、結果は残念ながら……見つからなかった。それらしきものすら発見できなかった。

「やはりダメか…」と諦めかけたその時、なんと!年明け早々に「ない」と騒いでいた通帳が見つかったのだ!

「よかったね〜。あったね〜。」とサニーちゃんと喜びを分かち合った。印鑑は見つからなかったものの、思わぬ収穫に心が軽くなった瞬間である。


介護リフォーム完了!サニーの満面の笑みに安堵する

そうこうしているうちに、屋外の手すり設置工事も無事に完了した。サニーちゃんと早速見に行き、実際に手すりを使って階段を上り下りしてみた。

「素敵な手すりでよかったわ」

サニーちゃんは満面の笑みで、とても満足そうであった。新しい手すりが、彼女の生活に安心をもたらしてくれると、私も安心した。

結局、銀行印は見つからなかったものの、通帳が見つかったり手すりがついたりしたことで、私たちにとっては良い一日となった。夜から雪が降るとの天気予報があったため、夕方早めにサニーちゃんの家を出た。


認知症の「黒い心」?まさかの発言に私の想像を超える!

ところが、話はこれで終わりではない。

その日の夜、サニーちゃんの中に「黒い心」が生まれたらしい。オネちゃん(姉)に電話で「通帳が見つかったの。でもね、これにはきっとカラクリがあるのよ。私が探してもなかったのにオタマ(私)が探したらあったなんて」と話していたというのだ。

「はぁー…」

サニーちゃんの思考は、私の想像をはるかに超えていた。まさか、喜んでくれた通帳の発見が、私への疑念につながるとは…。認知症のせいだろうが、その複雑な心の内を改めて突きつけられた瞬間であった。


まとめ:緊急事態を乗り越える!最終手段と今後の課題

結局、銀行印が見つからないままでは手続きを進められません。そこで、契約の引き落とし口座は、サニーちゃんのではなく、私の口座を使うことにしました。

正直なところ、「サニーちゃんの名前の口座を使わなければならない」とばかり思い込んでいたのですが、最初から私の口座を使えばよかったと少し後悔しています。これが正解かどうかわかりませんが、みんなが嫌な気持ちにならなければ、それが一番なのです。サニーちゃんの銀行印は、焦らず時間をかけて引き続き探すことにしました。

介護リフォームの工事は無事に終わり、サニーちゃんの笑顔を見ることもできたが、アレレな出来事もありました。これからも、たくさん予期せぬ出来事に出会いそうです。印鑑探しも続きます

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