後日談〜サニーちゃんとオネちゃんの電話

日々のこと

サニーちゃんは不安を抱えながら今まで通りの態度でいようと頑張っていた。事件翌日のオネちゃんとの会話でサニーちゃんの心の状態が浮き彫りになった。

事件の翌朝、日曜日。
オネちゃんはサニーちゃんに電話をかけた。

オネちゃん
オネちゃん

おはよう。昨日は梨をありがとう。それと…昨日、サニーちゃんが『ごめんね』って言ってくれたのに、すぐに『うん』って返事できなくてごめんね

サニーちゃん
サニーちゃん

いいのよ。だって、盗んでないのに疑われたら誰だって怒るわ。私だってショックだったもの。オタマが家に入って、通帳を探してたんだってわかった時は本当に怖かったの。家に帰るとね、わかるのよ、誰かが入ったなって。だから、毎日通帳の場所を変えてたら、結局どこにしまったか自分でも分からなくなっちゃったの。もう不安で不安で…誰にも相談できなかったし、オネとオタマがグルだって思ってしまったの

サニーちゃんは、私のことを疑っていた。「なんだか最近イライラしているな。」と感じていたが、
毎週会っていたのにサニーちゃんの心に全然気づけなかった。
しかもサニーちゃんは私が想像していたよりもずっと行動力があった。次回はサニーちゃんがどんな行動を取っていたのか書いていく。
                                サニーちゃんの心の中につづく

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