カレンダーが分からなくなった母。ゴミ捨てトラブルで気づかされた、地域の温かさと私の限界

事件

最近、小さな事件がポコポコと起きては、それを一つずつ解決していく……。 そんな、綱渡りのような毎日が続いています。

その中でも、生活の基本でありながら、避けては通れない大きな課題が**「ゴミ捨て」**です。

1. 「アレクサ」も「カレンダー」も通用しなくなった日

今までは、アレクサのリマインダーやカレンダーへの書き込みで、なんとかゴミ出しができていた(?)サニーちゃん(母)。しかし、とうとうそれだけでは難しくなってきました。

理由は大きく分けて2つあります。

  • 日付や曜日の感覚が曖昧になったこと
  • 「いつ・何のゴミか」の判断にパニックを起こしてしまうこと

サニーちゃんの様子を観察していると、どうやら朝、近所の人がゴミ袋を持って歩いているのを見て、「あ、今日はゴミの日だ!」と判断しているようでした。必死に周囲に合わせて、なんとか日常を繋ぎ止めようとしていたのだと思います。

2. プラスチックの日に、重い「生ゴミ」を抱えて

先日、ついに決定的な事件が起きました。 その日はプラスチックの収集日だったのですが、サニーちゃんは混乱して「生ゴミ」を捨てに行ってしまったのです。

数回分が溜まり、水分を含んだ生ゴミは、高齢のサニーちゃんにはあまりにも重いものでした。 途中で転びそうになり、思わず袋を落としてしまったサニーちゃん。

実は、生ゴミが溜まっていることは、私にも打ち明けられずにいたようです。 おそらく「ゴミ出しさえできなくなった」と思われたくないという、彼女なりのプライドだったのでしょう。 私も「最近、ゴミ捨てが怪しいな」と気づきながらも、どこかで目を逸らし、確認するのを怠っていた……。そんな自分への後悔もこみ上げました。

3. 「お互い様だよ」——その言葉に救われて

ところが、そんなサニーちゃんの様子を見ていた近所の方が、そっと手を差し伸べてくださいました。

「生ゴミの日は明日だから、預かっておきますよ。明日私が出しておくから大丈夫、心配しないで」

その方は、私が子供の頃からお世話になっているご近所さんでした。 すぐにお礼の品を持って伺うと、その方は温かい笑顔でこう言ってくれたのです。

「いいんだよ。お互い様なんだから。お母さん、本当によく頑張っているよ」

その言葉を聞いた瞬間、胸がキュッと締め付けられ、言葉が出なくなってしまいました。 「ありがとうございます。本当に、ありがとうございます……」

絞り出すようにそう伝えるのが精一杯で、どうしても涙を止めることができませんでした。 「娘である私が、全部一人でなんとかしなきゃ」とパンパンに張り詰めていた糸が、近所の方の優しさによって、ふっと解けた瞬間でした。


次回予告:具体的な「ゴミ捨て対策」

現実問題として、いつまでもご近所さんのご厚意に甘え続けるわけにはいきません。 サニーちゃんが混乱せず、プライドを傷つけず、そして安全にゴミ出しを続けるために。 とりあえず思いついた「具体的なゴミ捨て対策」について、次回書いていこうと思います。

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