【介護体験記】認知症の母と向き合う私の決断:介護と仕事、そしてパートナーとの関係

日々のこと

母(サニーちゃん)の心は、ずいぶん落ち着いてきました。

時々、キッチンに入って「何をしようとしたんだっけ?」と立ち尽くしたり、私に何か話そうとした途端、「あれ、何を話そうと思ったんだっけ?」と首を傾げたりすることも増えましたが、そのたびに「仕方がない。また後で思い出すだろう」と、自分自身を受け入れているようです。

そんな母に、「もう一人では無理だなと思ったら、いつでも相談してね」と伝えると、「その言葉を聞けて嬉しい」と安心した表情を見せてくれました。そんな出来事が何度も繰り返されるうちに私の心もだんだん固まってきました。

時には困った行動もありますが、母との穏やかな日々が続いている今だからこそ、将来について真剣に考え、2つの選択肢を検討しています。

【選択肢1】実家に住み、母を支える

金銭的な負担は少なくて済みます。ただ、連れ合いのイチ君は「自分の親も近くに住んでいるので、私の実家には住まない」と話しています。

彼の気持ちも痛いほど分かります。もし実家に住めば、家事や食事、出勤の送迎といった面で、彼の負担が増えるのは避けられません。さらに、実家は職場から遠く、仕事を続けることが難しくなります。

パートナーの理解親の介護、そして私の仕事。この三つをどう両立させるか、大きな課題です。


【選択肢2】私の家の近くに家を借り、母と暮らす

こちらを選べば、イチ君の負担を最小限に抑えられ、私も仕事を続けることができます。

しかし、家賃や光熱費などの金銭的な負担が重くのしかかります。介護用品や医療費なども考えると、経済的な不安は拭えません。


今はまだ時間があるので、認知症について勉強しながら、それぞれのメリット・デメリットを比較し、母にとって、そして私とイチ君にとって最善の道を探していこうと思います。

もし、同じような悩みを抱えている方がいらっしゃれば、「どうやってパートナーと介護について話し合いましたか?介護と仕事、どう両立していますか?」など、ぜひあなたの体験をコメント欄で教えていただけると嬉しいです。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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