はじめに:介護リフォーム工事は目前、しかし、予期せぬ壁が立ちはだかる
介護リフォームの手すり工事日が、いよいよ今週に迫っていた。これでサニーちゃん(母)が安心して暮らせるようになる……そう思っていた矢先、思わぬ「壁」にぶつかることとなった。
それは、工事の日にエルモクさん(仮)に渡す「契約書類」に関するトラブルである。特に、料金引き落とし口座への押印が必要な銀行印が見つからないという、まさかの事態に直面したのだ。
消えた銀行印!?
「引き落とし口座の判子が、ない……!」
手元にある印鑑ケースをひっくり返しても、100円ショップで買ったような簡易なものばかり。肝心の銀行印が見当たらない。サニーちゃんに尋ねても「無いはずがない」の一点張りで、話が進まない。
途方に暮れかけていたその時、「そういえば、父が残してくれた『お大事ノート』に何か書いてあるかも……」と一縷の望みを抱いた。すると、案の定サニーちゃんはちゃんとメモを残してくれてあった。
「やった!」と思ったのも束の間で、手元に残った印鑑の中に、目当ての銀行印だけがないという悲しい現実が浮き彫りとなった。
心の中で「あちゃー…😣」と叫びながらも、この状況でサニーを焦らせるのは逆効果である。彼女が混乱し、妄想の世界に入り込んでしまうのを避けるため、冷静に対応することを心がけた。
認知症の母を傷つけない声かけ「ありがとう」
私は、サニーちゃんに感謝の気持ちを伝えるように言った。
「サニーちゃん、ありがとう。おかげで引き落とし口座の銀行印がどのハンコかわかったよ。一生懸命メモしてくれたんだね。本当にありがとう。」
すると、サニーちゃんは「あたし、すごいね👍」と満面の笑みを見せた。
この笑顔を見ると、「ま、仕方ないっ」と思ってしまう。
……しかし、現実は厳しいものであった。「お大事ノート」によると、全ての通帳の印鑑が見当たらないのだ。正直、「あちゃ〜…どうしよう」と頭を抱えてしまった。
まとめ:介護リフォーム直前のハプニング!このピンチをどう乗り越えるか
介護リフォームの工事は目前に迫っているのに、肝心の銀行印が見つからない。これは、認知症介護ならではの「あるある」なのかもしれない。
このピンチをどのように乗り越えたのか、そして無事に手すり工事を終えられるのか……次回のブログでお伝えします。同じような状況に直面している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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