軽度認知障害(MCI)というものをご存知ですか?認知症の手前の段階の状態です。この時期に適切な対応を行えば、健常な状態に戻る場合もあると言われています。以下にMCIについてまとめてみました。
読者のみなさまは、ちょっぴり物忘れが増えたと感じることはありませんか? それは、疲労であったり単なる加齢による「もの忘れ」かもしれません。あるいは「軽度認知障害(MCI)」のサインかもしれません。MCIは、認知症の手前の段階。日常生活にはほとんど支障がないものの、記憶力や注意力が少しずつ低下している状態です。
たいせつな時期を見逃さない
例えば、「あれ、さっき何をしようとしたんだっけ?」と、つい最近のことを忘れてしまったり、いつもはスムーズにできていた料理の手順に戸惑ったり。大切な約束を忘れてしまうこともあるかもしれません。MCIは、必ずしも認知症に進むわけではありません。適切な対策を講じることで、進行を遅らせたり、状態を維持したりすることも可能です。ただ一方で、見過ごされがちな状態であるとも言えます。
対応方法
誰でも「自分は認知症ではない。たまたまもの忘れが重なっただけだ」と否定したくなることでしょう。きっと、私もそうです。ただ何事も早期発見と早期対応が大切です。気になる症状があれば、ためらわずに専門医に相談してみて下さい。医師との相談や検査を通じて、ご自身の状態を正確に把握し、生活習慣の見直しや認知機能トレーニングなどの適切なアドバイスを受けることができるそうです。
さいごに
個人的にはほとんど全ての人が程度の差こそあれ、いつかは「認知症」になるのだと考えています。
「認知症になったら、人生おしまいだ」と考える方もいらっしゃることでしょう。
でも、果たしてそうなのでしょうか?
もしかしたら、ココロの鎧が剥がれて新しい人生が始まるだけなのかもしれません。
いずれにしても、認知症もMCIも誰でも普通に話すことができる世の中になってほしいです。
ご家族や社会の理解、サポートがあれば、誰でも笑顔の多い穏やかな生活ができるのではないか、
穏やかな生活ができて欲しいと願っています。
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